現在導入が進められるパチスロ6号機。2021年には5号機は全て撤去の予定で、全てのパチスロが6号機に移行します。
ただ、6号機で万枚は厳しく、実際に万枚達成の事例はかなり少ないです。
この記事では、パチスロ6号機で機械割の高い機種ランキングを紹介。また、機械割が高くても万枚に届かない理由も解説します。
パチスロ6号機の万枚は厳しくなっている
パチスロ6号機の万枚はかなり厳しい傾向があり、一部の機種以外で達成したという情報はありません。
5号機から更に厳しい規制がつけられた他、機械割にも手を加えられている影響から、万枚を出すための爆発力を持たせられないのです。
今後もパチスロ6号機は開発されて販売されますが、万枚実現はかなり難しい状態が続くでしょう。
これは規則や規制によって縛り付けられている状態が終わらない限り、変わるのは難しいところです。
出玉制限の影響が大きい
大きな原因として、パチスロ6号機は1回のATやARTの獲得出玉が2,400枚に制限されており、それ以上の枚数を獲得できない仕組みとなっています。
獲得できる状態になると、強制的にATが終了します。
5号機では獲得できる枚数に制限がなかったことにより、大量に出玉を獲得できる機種も存在しました。
しかし、2,400枚規制により、万枚達成にはAT4回以上という厳しい壁を超える必要があり、ほぼ万枚に近づくのは不可能になっています。
機械割も規制されている
機械割についても制限が加えられており、115%以上に到達しないように調整しなければなりません。
115%を超えるような機種を作ってしまうと、検定の段階で認められず、修正するように求められます。
5号機は120%に制限されていましたが、この規制が更に厳しくなったことで出玉性能を引き上げられなくなりました。
また、低設定の機械割も抑えられている機種が多く、低設定では勝てない傾向も高くなっています。
規制をすり抜けた高射幸性機種は導入できない
4号機では規制をすり抜けて販売された機種も多々ありました。
具体的にはミリオンゴッドが代表的な機種となりますが、同じような方法を使って規制をすり抜けるのは不可能となっています。理由は検定試験が厳しくなったためです。
過去にはメーカー側の指定方法で試験を受けるという手法が可能でした。
しかし、現在は高射幸性機種を排除するためにあらゆる方法を検定試験で確認しており、こっそり射幸性を引き上げる方法は使えません。
パチスロ6号機で機械割の高い機種ランキング
ここからは、パチスロ6号機の機械割が高い機種を5つ紹介します。ここで紹介する機械割は設定6を採用している場合です。
実際には設定6が入っている台はかなり少ない傾向があるものの、機械割の高い機種はある程度爆発力の高さを秘めているので狙い目ではあります。
第1位 S地獄少女 あとはあなたが決めることよ
藤商事が2020年3月に導入したパチスロ6号機です。
6号機では最も機械割が高くなるように作られている機種ですが、導入している台数があまり多くない傾向もあり、打てる場所が少ないという問題を抱えています。
ただ、爆発力はそれなりに高い機種でもあります。
どのような機種か
この機種はAT機として販売されており、チャンスゾーンに突入した後、最終的に一番出玉が獲得できる「つぐみフリーズ」へ突入させる機種です。
つぐみフリーズに突入すると期待出玉1,000枚となっており、チャンスゾーンと合わせて2,400枚を獲得できればATを終了させられます。
また、天井が800ゲームと低く、ここでつぐみフリーズを当てて1,000枚を獲得する方法もあります。
フリーズを引けない場合は有利区間がリセットされますので、ここで止めればダメージを軽減できます。
機械割の数字
機械割は以下の通りです。
設定1 | 97.44% |
設定2 | 99.01% |
設定3 | 101.12% |
設定4 | 104.12% |
設定5 | 109.27% |
設定6 | 114.99% |
設定6の数字は最高クラスで、機械割のギリギリを攻めた機種となっています。
設定3から勝てるような傾向があるものの、導入しているホールは設定1をかなり多用している傾向があり、低設定で勝負させられるケースが多くなっています。
勝つためのポイント
勝つためにはつぐみフリーズへ突入させる必要があります。
チャンスゾーンで引く、または天井ギリギリで放置されている台を狙って打ち、天井から突入する方法を使うといいでしょう。
設定を確認する方法が比較的楽になっていますので、高設定機種であるか確認してから勝負するのもいい方法です。
第2位 パチスロ フレームアームズ・ガール
2021年2月に導入された機種です。こちらもAT機として販売されています。
比較的高い設定が採用されていることが提示されているものの、導入されてから間もないという台でもあり、本当に勝てるかどうかを判断する指標が少ない機種となっています。
どのような機種か
様々なルートで設定されている抽選をくぐり抜けると、最後のエクストラバトルに突入できます。
このエクストラバトルを完走すると有利区間が終了するシステムとなっており、終了した段階でそれなりの出玉が獲得できるシステムとなっています。
ただ、ルートが非常に複雑であることに加え、キャラクターによって抽選に影響する部分があります。
機械割の数字
機械割は以下のように設定されています。
設定1 | 98.0% |
設定2 | 98.9% |
設定3 | 101.4% |
設定4 | 105.9% |
設定5 | 110.0% |
設定6 | 114.9% |
低設定でもそれなりに高い機種となっています。一部の意見では、低設定でも引ければワンチャンあるという声もあるなど、比較的出玉には期待できる機種となります。
勝つためのポイント
この機種は天井が判明していないなど、様々な部分で攻略が終わっていません。
そのため基本的にはエクストラバトルへ突入させるため、様々な抽選をくぐり抜ける必要があります。高設定台を狙うという方法でまずは勝負するといいでしょう。
第2位 闘魂継承 アントニオ猪木という名のパチスロ機
同じく機械割が2位となったのはこの機種です。オリンピアから2019年10月に発売され、ホールに導入されています。
初代の4号機は名機として有名でしたが、6号機になったこの機種は機械割の高さほどの出玉は感じないという評価もあります。
どのような機種か
この機種もAT機となっていますが、最終的には闘魂チャンスに突入させ、有利区間を完走させるという方法で出玉を出します。
闘魂チャンスは純増4枚と比較的多くの出玉が獲得できます。他にもバトルゾーンでそれなりの出玉が期待できます。
機械割の数字
機械割は以下のように設定されています。
設定1 | 97.6% |
設定2 | 98.7% |
設定3 | 100.2% |
設定4 | 104.1% |
設定5 | 108.8% |
設定6 | 114.9% |
全体的に低設定では微妙な数字、設定6だけが飛び抜けて高いような印象に仕上がっています。
低設定で入れているホールが多いことを考えると、設定が確認できないと勝負しづらい傾向はあるでしょう。
勝つためのポイント
天井狙いで勝負するのもいい方法です。天井で闘魂GPに突入できるように作られているため、ここから闘魂チャンスへ移行させれば勝ちやすくなります。
一方で、闘魂GPで負けるようなら早々に他の台に移動したほうがいいでしょう。
第4位 パチスロ北斗の拳 天昇
サミーが2019年11月に導入した機種です。北斗の拳といえばパチスロを代表する機種となっていますが、近年は厳しい評価が続いています。
こうした評価を変えるために導入された機種で、6号機では機械割の高い機種に仕上がっています。
どのような機種か
通常時から様々なゾーンを移動して、最終的に天昇ラッシュに突入させれば一気に出玉を獲得できる機種となっています。
通常時からいきなり突入する可能性がないわけでもないため、普通に打っていると勝てるケースもあります。
また、設定確認がわかりやすいように作られている機種でもあります。
機械割の数字
機械割は以下のように設定されています。
設定1 | 97.9% |
設定2 | 99.0% |
設定3 | 100.1% |
設定4 | 105.4% |
設定5 | 110.1% |
設定6 | 114.0% |
設定が上昇すると機械割がかなり高くなっていく傾向があります。低設定ではかなり厳しい傾向があるため、少しでも設定の高い機種を探して勝負したほうがいいでしょう。
勝つためのポイント
トロフィーによって設定確認が容易にできる機種となりますので、トロフィーの色を確認して設定の高い機種を打ったほうがいいでしょう。
金であれば設定4以上が確定していますので、金のトロフィーが確認できるかで台を把握し、高設定台で勝負し続けると勝率アップが期待できます。
第5位 南国育ち30
アムテックスから2021年1月に導入された機種です。いわゆる沖スロの1つであり、面倒なゾーンが存在しません。
ボーナス絵柄を揃えればATに突入し、そのATで大量獲得を狙っていくような機種となります。
どのような機種か
沖スロはAタイプに該当するものが多くなっていますが、この機種もAタイプです。
基本的には7を揃えてボーナスに突入さえ、ATゾーンで純増を増やしていくというものです。バタフライゾーンに突入させ、1G連が発生すればかなりの出玉が獲得できます。
機械割の数字
機械割は以下のように設定されています。
設定1 | 97.4% |
設定2 | 99.2% |
設定3 | 101.5% |
設定4 | 105.3% |
設定5 | 108.8% |
設定6 | 113.8% |
低設定があまり高くないように作られており、高設定も今ひとつ抜けた数字ではない傾向があります。
中間設定がそれなりに期待できる数字となっている他、設定6は高出玉への期待が高まります。
勝つためのポイント
シンプルに設定の高い台を狙ったほうがいいでしょう。
ただ、設定の高い台を把握できるかどうかが非常に難しい機種となっていますので、挙動などを踏まえて打ち続けるといいでしょう。
有利区間が終わったら早々に撤退するのも勝つために必要となります。
6位以下の機種を一気に紹介
6位以下は以下の機種がランクインしています。
- 第6位 Re:ゼロから始める異世界生活 113.3%
- 第7位 スカイガールズ~ゼロノツバサ~ 113.2%
- 第8位 パチスロ 南国娘2-30 113.0%
- 第9位 SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~絆2 112.9%
- 第9位 パチスロ花の慶次~武威 112.9%
ホールが主力としている6号機のリゼロが6位にランクイン。この機種はかなり爆発力があり、万枚は難しいもののそれなりに多くの出玉を叩き出すケースがあります。
また、最近注目されるようになったバジリスクも機械割がそれなりに高い機種となっており、こちらも今後多く利用される可能性があります。
6号機で機械割が高くても5号機より勝てない可能性
どれだけ機械割が高い機種でも、パチスロ5号機よりも勝てないような機種が多いのは間違いないでしょう。
機械割や出玉制限がつけられている点が問題視されていますが、それ以上に厳しいのはホール側の設定です。
ホール側の設定が緩和されない限り、6号機は吸い込む傾向が強いだけの機種となるものも多く、なかなか勝てなくなってしまうのです。
ホールが設定6を導入する可能性が低い
ホールとしても、売上が確保できないと営業を続けられません。
そのため一部の機種には高設定を導入していますが、大半の機種は1や2の設定で営業しています。
この設定では100%以下の機械割となるため、勝つのは非常に困難です。特に甘いとされている機種は低設定が導入される傾向が多くなっています。
低設定の機械割は100%以下が大半
6号機の機械割ですが、低設定で100%を超えている機種が基本的にありません。
フル攻略すれば一部の機種は100%を超えてくれますが、それには様々な技術が必要となります。
特にビタ押しが必要とされている機種では、低設定でも勝てると言われても、技術力がなければほぼ勝利に近づける可能性はありません。
低設定でも勝てる機種を知っておいたほうがいい
どうしても低設定で勝ちたいと思っている人は、低設定で勝てる機種を知っておくといいでしょう。
最近導入されたパチスロひぐらしのなく頃に祭2は、フル攻略を条件として設定1でも100%以上の機械割が達成できるように作られています。
また、いろはに愛姫も低設定で勝てる可能性を秘めた機種であり、この2つを覚えておけば低設定もチャンスがあります。
まとめ
パチスロ6号機は機械割の影響により多くの出玉が期待できないような機種となっており、勝つのは非常に難しくなっています。
万枚達成は相当困難な道となりますが、機械割の高い機種をベースとして利用していけば、万枚達成が期待できる場合も十分あるでしょう。