ルールの簡単さから、カリビアンスタッドポーカーは初めてテキサスホールデム系を遊ぶプレイヤーから人気を誇るポーカーゲームです。
この記事ではカリビアンスタッドポーカーについての概要や攻略法を解説します。カリビアンスタッドポーカーは非常にシンプルなルールに基づいていますが、決して底が浅いゲームではありません。
ぜひ以下の内容を参考に、プレイスキルを磨いてみてください!
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カリビアンスタッドポーカーとは?
カリビアンスタッドポーカーは、オンラインカジノで特に人気があるゲーム、テキサスホールデムポーカーの一種です。その中でもカリビアンスタッドポーカーは「スタッドポーカー」と呼ばれるジャンルに属しています。
カリビアンスタッドポーカーの目的は、出来る限り最高の役(ファイブカードハンド)を作り、ディーラーを負かすことです。
ゲームによってはジャックポット機能が搭載されており、それがカリビアンスタッドポーカーの人気の理由の1つになっています。 日本では、エボリューションゲーミング(Evolution Gaming)社のカリビアンスタッドポーカーが有名ですね。
テキサスホールデムとカリビアンスタッドポーカーの違い
まず特徴の1つとして、カリビアンスタッドポーカーはプレイ人数が特殊です。多数のプレイヤーを相手にするテキサスホールデムと違い、プレイヤーはカジノ側であるディーラーと1対1でゲームを行います。
役についてもテキサスホールデムとカリビアンスタッドポーカーでは細かな違いがあります。
テキサスホールデムでは2枚の手札とプレイヤーで共有される5枚のコミュニティカードで役の完成を目指しますが、カリビアンスタッドポーカーは基本的に最初に配られる5枚のカードで役を作ります。
役の強さを比べるのもディーラーのみなため、下ろすことを目的としたベッティングの駆け引きを考えることもありません。
また別の特徴として、カリビアンスタッドポーカーにはチェンジがないことが挙げられます。1つのゲームラウンドで使用されるのは、主にディーラーとプレイヤーに配される各5枚のカード、合計10枚になります。
RTP: 99.47%
最小/最大 ベット: 0.50 – 250.00
ボラティリティ: ハイ (7/10)
プラットフォーム: デスクトップ&モバイル
デベロッパー: Evolution
(参照)WILDZ Texas Hold’em Bonus Poker
カリビアンスタッドポーカーのペイアウト率・還元率
エボリューションゲーミング(Evolution Gaming)社のカリビアンスタッドポーカーには、ディーラーに対してクオリファイ(qualify)と呼ばれる制限が設定されています。
クオリファイは日本語で「資格を得る」という意味を持ち、ゲームのバランスを整える役目を担っています。クオリファイによって「ディーラーはA以外にキングかそれ以上のカードを持っていなければ、ゲームを降りる」ことになります。
この際、ディーラーにゲームに参加する資格がないことを「ノットクオリファイ(クオリファイ)」と呼びます。ディーラーがノットクオリファイとしてゲームを降りた場合、プレイヤーが勝利するとアンティは配当に従って支払われます。
一方で、プレイベットはプッシュ(引き分け)として返却されます。 これに加え、プレイヤーはゲームラウンドが始まる前に「5+1ボーナスベット」と呼ばれるオプションを払うことが可能です。
「5+1ボーナスベット」は所謂ジャックポット機能になります。自分のハンド5枚と、ディーラーのハンドで公開されている最初のカード(フェイスアップカードと呼ばれます)でスリーカード以上の役が出来た時、配当が配られます。
倍率が高いため、高額の配当を狙う場合は積極的にベットするスポットになります。
このオプションはゲームラウンドが始まる際に、アンティベット (参加するための費用になります)が承認された後、ベットが可能になります。ボーナスベットは承認後に現れる、専用のスポットに配置します。
以下にゲーム結果の早見表と、プレイベット配当表、ボーナスベット配当表、プレイヤー還元率を記載しますので、参考にしてみてください。
ゲーム結果の早見表
結果 | アンティ | プレイ |
---|---|---|
ディーラーがクオリファイせず、プレイヤーの勝ち | 1:1 | プッシュ |
ディーラーがクオリファイして、プレイヤーの勝ち | 1:1 | 勝ち※ |
ディーラーがクオリファイして、プレイヤーの負け | 負け | 負け |
ディーラーがクオリファイして、プレイヤーがタイ | プッシュ | プッシュ |
プレイヤーがフォールド | 負け | 負け |
※プレイベットの配当表に従って支払われます。
プレイベットの配当表
ハンド | ペイアウト |
---|---|
ロイヤルフラッシュ | 100:1 |
ストレートフラッシュ | 50:1 |
フォーカード | 25:1 |
フルハウス | 10:1 |
フラッシュ | 7:1 |
ストレート | 5:1 |
スリーカード | 3:1 |
ツーペア | 2:1 |
ワンペア以下またはそれ以下 | 1:1 |
5+1ボーナスベットの配当表
ハンド | ペイアウト |
---|---|
ロイヤルフラッシュ | 1000:1 |
ストレートフラッシュ | 200:1 |
フォーカード | 100:1 |
フルハウス | 20:1 |
フラッシュ | 15:1 |
ストレート | 10:1 |
スリーカード | 7:1 |
プレイヤーへの還元率
プレイヤーへの理論上の還元率は96.30%です。
ベット合計において、最適理論値は98.19%になります。
5+1ボーナスベットに対する最適理論値は91.44%です。
カリビアンスタッドポーカーのルールと進行
冒頭でもお伝えした通り、カリビアンスタッドポーカーは子供でも分かるほどシンプルなルールになっています。すぐ覚えられると思いますので、1つずつ見ていきましょう!
アンティを払う
ゲームラウンドを始める際に、アンティスポットにアンティベットを置きます。これはゲームの参加費になります。ディーラーはアンティベットを確認後、プレイヤーに表向きのカードを5枚、自分自身に表向きのカード1枚と裏向きカード4枚を配ります。
5枚のカードでプレイするかフォールドする
プレイヤーは自分のハンドを見て、ゲームにプレイするか判断します。ボーナスベットを行っていた際は、ディーラーのフェイスアップカードも確認しておきましょう。ここでスリーカード以上の役が完成していた場合、ボーナスベットが成立します。
以上のようにハンドを確認し、続行する場合はアンティベットの2倍をプレイベットし、ラウンドを終える場合はフォールドを選択します。フォールドの場合、参加費に支払ったアンティベットは没収されます。
プレイヤーの判断を終えたら、ディーラーは手持ちのカードを表にし、クオリファイの判定をして、プレイヤーの役の強さと比較します。ここでプレイヤーが勝利している場合は、状況に合わせた配当が配られます。
ディーラーのクオリファイについて
プレイヤーが判断を終え、ディーラーが自分の手札を表にした際、クオリファイの判定が行われます。ディーラーは少なくともエース以外にキング、あるいはそれ以上のカードを持っている必要があります。
この条件が満たされなかった場合、ディーラーはゲームを降りるため、アンティは1:1で配当されるもののプレイベットはそのまま返却されます。
※詳しくは「カリビアンスタッドポーカーのペイアウト率・還元率」と「ゲーム結果の早見表」を参照してください。
カリビアンスタッドポーカーの攻略法
カリビアンスタッドポーカーは駆け引き要素がないため、プレイする基準を作ることがそのまま攻略法につながります。この項目ではプレイ判断の参考になるポイントを6つ紹介します。どれも簡単なので、ささっと習得してしまいましょう。
ワンペアは価値がある
カリビアンスタッドポーカーでは、ディーラー側にペアができる確率は42.25%となっています。そのため5枚のカードでペアが出来ていれば、プレイのシグナルです。2などのポケットペアでも可能性はありますので、前向きにプレイしましょう。
ディーラーのオープンカードが弱ければレイズ
ディーラーが開示しているフェイスアップカードが弱い場合、プラスのシグナルになります。この状態でディーラーが強い役を作るには、残り4枚の条件が相当よくなければなりません。
ポーカーは不完全情報ゲームですから絶対はありませんが、大半の場合は役なしか、出来たとして弱いポケットペアになるでしょう。以上の理由から、フェイスアップカードが弱いナンバーである場合、強気にプレイすることをオススメします。
ノーペアでAKを持っているなら、3番目の強さで決める
ハンドにAKがあっても、ペアがない場合、参考にするのはAKの次に強いカードです。何故なら、カリビアンスタッドポーカーではプレイヤーとディーラーが同じ強さの役である場合、次点のハイカードが勝敗の指標になるからです。
3番目のハイカードでも決着が着かない場合は4~5番目のカードの比較になりますが、そこまで到達することは滅多にないため、プレイをする上では3番目のカードを目安に考えることをオススメします。
ペアなしAKなしならフォールド
ディーラーがクオリファイとなりゲームに参加する場合、自動的にディーラーの手にはAとK以上のカードが入っています。このために、ペアなしAKなしでプレイするのは非常にリスクの高い行為と言えるでしょう。このような場合はフォールドし、資金を守りましょう。
ベット額は役のペイアウト比率で決める
これは資金管理についての攻略になります。まず、カリビアンスタッドポーカーには配当に上限があります。たとえば上限が20000ドルのテーブルだった場合、500ドルをベットして最強の役であるロイヤルフラッシュが出ても、配当は20000ドルになります。
大きい役が出る確率は低いのですが、ジャックポットも考慮してプレイすることでバンクロールに余裕を持たせることが可能ですので、参考にしてみてください。
マーチンゲール法で負けにくい賭けをする
マーチンゲール法は理論上必ず勝つとされているベッティングシステムです。方法は単純で、負けた場合にベットを2倍にし、勝つまでこれを繰り返します。負けが込んでも1度勝てば元が取れるため、理論上負けることがないのです。
元は配当が2倍など、低めに設定されているカジノゲームで使われていた方法ですが、だからこそカリビアンスタッドポーカーでは武器になります。カリビアンスタッドポーカーにはジャックポット機能がありますから、配当が高額になる場合も多いのです。このため、割の良い勝負が可能になっています。
オンラインカジノで遊べるおすすめポーカーの種類



まとめ
この記事では、オンラインカジノのカリビアンスタッドポーカーについて解説してきました。
カリビアンスタッドポーカーはテキサスホールデム系の中でも群を抜いてシンプルなゲームであるため、近年プレイヤーが爆増しています。今後は多数のオンラインカジノがカリビアンスタッドポーカーに参入してくるでしょう。
オンラインカジノでは、シンプルなゲームこそ先行者利益が高くなります。今のうちに参入してルールとセオリーをつかみ、より多くのチップを手に入れましょう!
