ブラックジャックで勝つには必勝法・攻略法が必要です。必勝法は先人たちのギャンブルにおける経験や知識によって編み出されたものだからです。
この記事はブラックジャックで使える必勝法について分かりやすく解説しています。ブラックジャックの必勝法・攻略法について理解を深め、勝率を高めていきましょう!
ブラックジャックの基本ルール
「ブラックジャック」とは、手持ちのカードの合計点数が”21”を超えない範囲で、相手の点数よりも大きい点数を目指すゲームのことです。
1つのテーブルにディーラー1人とプレイヤー1~4人が集まり、ディーラーとプレイヤーの1対1の勝負になります。そのため、プレイヤー間同士でのカードの読みあい等は一切不要です。
ブラックジャックは非常にシンプルなルールとなっているため、現在でも幅広い層からの人気があるカジノゲームとなっています。
トランプを使用するゲームの一種。カジノで行われるカードゲームではポーカーやバカラと並ぶ人気ゲームである。カードの合計点数が21点を超えないように、プレイヤーがディーラーより高い点数を得ることを目指す。バカラやおいちょカブと似たスタイルのゲームである。
(参照)ウィキペディア(Wikipedia) ブラックジャック
覚えておけば安心!ブラックジャックの基本用語
・アップカード
・ヒット
・スタンド
・バースト
・BLACKJACK
・ダブルダウン
・スプリット
・インシュアランス
・サレンダー
・ハードハンド
・ソフトハンド
これらの用語さえ覚えれば、ブラックジャックを安心してプレイすることができるでしょう。1つずつ簡単に解説していきます。
基本用語①アップカード
「アップカード」とは、ディーラーのハンドのうち表向きのカードのことを指す用語です。※ちなみに、裏向きのカードのことをホールカードと言います。
基本用語②ヒット
ヒットとは、ディーラーから2枚目以降のカードをもらうことを指す用語です。ブラックジャックにおける最も基本的な用語となっており、よく使われるので必ず覚えておきましょう。
基本用語③スタンド
「スタンド」はヒットと反対の用語で、ディーラーから2枚目以降のカードをもらわないことです。
基本用語④バースト
「バースト」とは、手持ちカードの合計点数が21を超えることです。ブラックジャックでは21を超えたプレイヤーまたはディーラーは負けとなります。
そのため、ブラックジャックではバーストしないように注意しながらプレイすることが最重要です。
基本用語⑤BLACKJACK
「BLACKJACK」とは、ディーラーから配られた最初のハンドが「Ace」と「10,J,Q,Kのいずれか」になることです。ブラックジャックでは21が最高点数となるため、BLACKJACKを成立させた場合はゲームに勝利することができます。
ただ、3枚目のカードによって合計点数が21になる場合はBLACKJACKにはならないので注意してください。※例:ハンドが「6+7+8=21」のときなど
基本用語⑥ダブルダウン
「ダブルダウン」とは、追加で引けるカードは1枚のみという条件をつける代わりに、賭け金を倍に増やすことです。3枚目のカードを引くことで優勢になると判断した場合、ダブルダウンを選択します。
ただ、3枚目のカードが満足のいくハンドが成立しなかった場合でも、4枚目のカードを引くことができないので注意してください。
基本用語⑦スプリット
「スプリット」とは、ディーラーから最初に配られた2枚のカードが同数だったときに賭け金を倍にすることで、それぞれのカードを別のハンドとしてゲームを進行させることができるルールのことです。
スプリットすると、それぞれのカードに1枚カードが追加され、その後は別々にゲームを進行することができます。追加されたカードによっては不利な状況に陥ることもあるものの、それぞれのハンドで勝利すれば大きな配当を得ることが可能です。
基本用語⑧インシュランス
「インシュランス」とは、アップカードがAceのときに使用できるオプションのことです。賭け金の半分を追加ベットすることで、ディーラーがBLACKJACKを成立させたときに当初の賭け金と同額が払い戻しされます。
本来負けて損失を生むような状況でも、インシュランスによって当初の賭け金を没収できます。結果としては差し引きゼロとなるため、インシュアランスは保険システムだとも言えるでしょう。
ただ、保険として賭けた金額は掛け捨てとなり追加の賭け金は戻ってきません。また、ゲームに勝った場合は追加の賭け金が損失分となります。
そのため、インシュランスを使用する際は多少のリスクを考慮しましょう。
基本用語⑨サレンダー
「サレンダー」とは、ディーラーから配られた最初の2枚のカードとアップカードを考慮し、「このハンドではディーラーに勝てない」と判断したらゲームを降りることを指す用語です。
サレンダーによってゲームには負けるものの、本来負ける金額の半分を取り返すことができます。そのため、サレンダーを使用することで思い切った賭けをすることが可能です。
サレンダーを取り入れているカジノは少ないですが、いざというときの逃げ道になる場合もあるので覚えておくと良いでしょう。
基本用語⑩ハードハンド
「ハードハンド」とは、手持ちのカードに「Ace」がないハンド、またはAceを「1」として加えるハンドのことを指します。
基本用語⑪ソフトハンド
「ソフトハンド」とは、手持ちのカードに「Ace」がある、またはAceを「1」「11」のどちらで数えても良い場合のことです。
勝率を高める!12のブラックジャック必勝法
それでは、ここからはブラックジャックの勝率を高めるための「必勝法」について解説していきます。
手持ちカード12以上でアップカード6以下ならスタンド
アップカードが6以下(2~6)の数字で、自分の手持ちカードがハードバンド12以上の場合はスタンドします。
なぜなら、ブラックジャックには「ディーラーは17以上になるまでヒットし続けなければならない」というルールがあるからです。
すなわち、アップカードが6以下の数字の場合、ディーラーはカードを追加しなければならなくなるため、ディーラーがバーストする可能性は非常に高くなります。そのため、この場合はスタンドをすることで勝率を高めることが可能です。
アップカード7以上なら手持ちカード17以上を目指す
アップカードが7以上なら、自分の手持ちカードがハードバンド17以上になるまでヒットします。たとえばアップカードが7で伏せてあるカードが10だった場合、プレイヤーは17以上なければ負けてしまいます。
すなわち、プレイヤーは17以上のハンドがなければディーラーに勝つことはできないということです。そのため、この場合は手持ちカードが17以上になるまでヒットすることで勝率を高めることができます。
手持ちカードが9・10・11・13~18ならダブルダウン
自分の手持ちカードが9・10・11・13~18の場合、ダブルダウンを使用します。これはどういうことなのか、それぞれのケースごとに解説していきます。
手持ちカードが9の場合
手持ちカードが9の場合、アップカードが3~6のときにダブルダウンします。アップカードが3~6だと伏せてあるカードが10であったとしても17には届かず、追加のカードを追加しなければなりません。
そのため、この場合はディーラーがバーストする可能性が高く、ダブルダウンを選択することで利益を高めることができます。
手持ちカードが10の場合
手持ちカードが10の場合、アップカードが2~9のときにダブルダウンします。この場合は、プレイヤーがカードを追加して10が出るとハンドは20となるからです。
たとえディーラーのホールカードが10であったとしても19となるので、負けることはありません。
手持ちカードが11の場合
手持ちカードが11の場合、アップカードが2~10のときにダブルダウンします。13枚のうち10,J,Q,Kの4枚が10となるため、21のハンドになる可能性が高いからです。
手持ちカードが13~18の場合
手持ちカードが13(Aceと2)~18(Aceと7)の場合、アップカードが4~6のときにダブルダウンします。手持ちカードの合計点数が13(Aceと2)~18(Aceと7)の場合は,
たとえ大きい数字のカードを引き当ててもバーストすることがないためです。
手持ちカード合計が17以上ならスタンド
ディーラーから配られた最初の2枚のカード、またはカードを追加したときの手札の合計点数が17以上の場合はヒットすることなく、必ずスタンドするようにしましょう。自分のハンドが17以上の場合、それだけでディーラーに勝てる確率は高いためです。
Ace(エース)が配られた場合はヒットする
Ace(エース)が自分の手札として配られた場合は、ヒットします。
ブラックジャックにおけるAceは「1」「11」のどちらか都合の良い数字を点数に加えることができるためです。
ルールの性質上、最初2枚のカードにAceがある場合、カードを追加バーストして負けることがなくなります。そのため、基本的にはAceが配られた時点でヒットするように心がけると良いでしょう。
AとA、8と8ならスプリット
ディーラーから配られた最初の2枚のカードが「Ace」2枚、または「8」2枚の場合はスプリットします。Aceが2枚の場合にスプリットすると、BLACKJACKのハンドを成立させる確率が高まるためです。
また、8が2枚だと「16」なのでカードを追加したときにバーストする確率が高くなります。そこでスプリットを行えば、バーストのリスクを避けることが可能です。
むしろ、この2パターン以外は基本的にスプリットする機会は滅多にないので、Aceが2枚と8が2枚のときにスプリットすることをよく覚えておきましょう。
インシュランスは基本的に使用しない
ブラックジャックでは、基本的に「インシュランス」を使用しないように心がけましょう。確かにインシュランスによってゲームの損失を押さえることは可能です。
しかし、ブラックジャックの1デッキ52枚のうち「16枚」は10の役割を持つカードとなっており、伏せてあるカードが10であるかの確率は30%となっています。すなわち、ブラックジャックではもともとBLACKJACKを成立させる確率が高いということです。
この事実をあらかじめ踏まえておけば、インシュランスを使用することはナンセンスなことだと気づくでしょう。インシュランスという逃げ道を作ってばかりいると、ブラックジャックで利益を高めていくことは難しいのです。
手持ちカードが11以下ならヒット
手持ちカードが11以下の場合は迷わずにヒットしましょう。
ブラックジャックにおいて最も高い点数を誇るのはAceで、1と11のどちらにも解釈することができます。そのため、手持ちカードが11の場合に追加カードとしてAceを引き当てたとしても22でバーストすることなく、合計点数は12となるからです。
そのため、手持ちカードが11以下ならヒットしてもバーストして負けることはないので、必ずヒットするようにしましょう。
ブラックジャックのおすすめシステムベット4選
システムベット①マーチンゲール法
「マーチンゲール法」とは、ゲームに負ける度にベット金額を2倍に増やしていく必勝法です。豊潤な資金が必要になるものの、1度の勝利で今までの損失を取り返すことができます。
マーチンゲール法は勝率が50%に近いゲームで効果を発揮しやすいです。ブラックジャックも大きな括りで見ればディーラーとプレイヤーかの勝率50%となるため、マーチンゲール法の効果を発揮しやすいゲームだと言えるでしょう。
関連:マーチンゲール法を解説
システムベット②パーレー法
「パーレー法」とは、ゲームに勝つたびに賭け金を2倍に増やしていく必勝法です。そのため、パーレー法は逆マーチンゲール法とも呼ばれることもあります。
マーチンゲール法とは異なり、少ない資金でも大きな資金を狙うことができるのがパーレー法のメリットだと言えるでしょう。ただ、損切りのタイミングを見失うと1度の負けで利益を全て失ってしまうので注意してください。
パーレー法の効果を発揮しやすいのは、勝率50%となるブラックジャック・バカラ・ルーレットなどのゲームです。
関連:パーレー法を解説
システムベット③モンテカルロ法
「モンテカルロ法」とは、数列や乱数を使用しつつベット金額を決めていく必勝法です。乱数列に数字を足したり引いたりと、いろいろと計算が必要になるため、紙とペンが必要になるでしょう。
モンテカルロ法での勝敗結果によってはベット金額が大きくなるため、マーチンゲール法やパーレー法と似ている必勝法だとも言えます。
関連:モンテカルロ法を解説
まとめ
ブラックジャックにはさまざまな必勝法があるため、「ブラックジャックって難しそう…」というように思われたかもしれません。
しかし、ブラックジャックにおけるプレイ回数を重ねていくことで、ここで紹介した必勝法がいつのまにか身についていくものです。そのため、ブラックジャックの必勝法を身につけたいのなら積極的にゲームをどんどんプレイしていく必要があります。
必勝法を身につけることができれば、ブラックジャックの勝率を高めていけるでしょう。