スロットに関しては5号機が完全撤去されて以降、「6号機はオワコンだ」「スロットは勝てない」などの意見も多くみられるようになりました。
こちらの記事では、6号機は本当にオワコンなのかを、パチスロ業界の現状や今打つべき6号機について触れながら、解説していきます。
目次
6号機はオワコン?現在のパチンコ・パチスロ業界の現状は?
6号機がオワコンと言われている昨今ですが、まずはパチンコ・パチスロ業界の現状について確認してみましょう。
6号機の遊戯人口の減少でオワコン
2022年に調査されたパチンコ・パチスロユーザーは、837万人という結果でした。
2021年の813万人に比べると約24万人増加しています。
ただ、パチンコ人気が強く、6号機を含めたパチスロの競技人口は減少傾向です。
6号機を設置する店舗数の減少でオワコン
パチンコ・パチスロ店の店舗数は1995年をピークに年々減少し続けています。
店舗数の減少に伴い、パチンコ・スロット遊技台も減少しています。
グランドオープンをしている大型店舗の例もありますが、中小規模の店舗は閉店している場合が多くみられます。
公営競技の人気が加速していてオワコン
パチンコ・スロットから離れて、公営ギャンブルを始めたユーザーもいます。
パチンコ・スロット離れについては、「パチンコ・パチスロライターがボートレースに力を入れ始めた」「競走馬がモチーフのゲームがヒットして競馬人気に拍車がかかった」などの理由があげられます。
また、パチンコ・パチスロの規制が変更されたことも理由のひとつです。しばらくは公営ギャンブル人気が続くかもしれません。
6号機は本当にオワコンなのか?6号機の現状とは
6号機時代に突入して、スロットから離れたユーザーが多いのは事実です。
4号機・5号機の魅力を知っているユーザーは、6号機を打つ気にならないという意見もあります。
6号機は本当にオワコンなのか、6号機の現状をこちらの章で確認していきましょう。
6号機ではなくパチンコが人気でオワコンに
ホールを見回したらわかりますが、5号機が完全に撤去されてからは、スロットの島に人が少なくなっています。
5号機までは一撃万枚を狙えましたが、6号機では2,400枚規制があるため、大勝ちできなくなってしまいました。
一方で、パチンコは出玉規制はないため、爆発力もあり大勝ちできる可能性があります。
その結果、5号機まではスロットユーザーだった人も、パチンコへ移行してしまう現象が起こっています。
6号機の人気機種が発売されても話題にならずオワコン化
以前は、スロットで人気機種の後継機が発売されれば、すぐに話題になっていました。
しかし、現在は人気コンテンツの機種が発売されても、さほど話題になりません。
パチンコ・パチスロライターの実践動画なども、スロットの新台よりパチンコの新台を打っているのを多く見かけます。
6号機を打っても期待値が低いというイメージがあるため、新台が発売されても話題性はうすくなっているのが現状と言えます。
6号機では勝てないというイメージがついてオワコンと言われる
6号機は勝てないというイメージが先行してしまっていることが、スロットをオワコン化させてしまっていることは間違いありません。
SNSなどでも、6号機で大勝ちしたという書き込みよりも、6号機のマイナス面ばかりが目立ちます。
「投資額は変わらないのに出玉は少ない」「6号機は勝てない」というイメージが変わらない限り、スロット・6号機はオワコンと言われ続けるでしょう。
6.5号機の登場で6号機はオワコンではなくなる?
2018年10月に6号機が登場してから3年以上が経過しましたが、2022年6月には6.5号機が登場します。
6.5号機は、「これなら勝てるかもしれない」という声もあるほど期待されています。
6.5号機がホールに設置されれば、6号機がオワコンと言われることがなくなるかもしれません。
では、6.5号機がどのような機種なのか、詳しく解説していきます。
6.5号機の特徴|オワコンじゃない6号機になる?
6.5号機の最大の特徴は、「同一有利区間内の出玉上限は差枚数2,400枚」という点です。
例えば、今までの6号機は、投資がどれだけ掛かろうが、出玉上限が2,400枚だったために、投資分を取り返せないことがありました。
6.5号機であれば、差枚数2,400枚が上限なので、「投資金額」+「2,400枚」までメダルを獲得することが可能です。
当たりが伸びれば、投資分を除いて最大2,400枚は獲得できる点はメリットと言えます。
6.5号機はスロット業界の救世主としてオワコンは終了する?
メーカーから6.5号機の台が発売されれば、公営ギャンブルやパチンコに流出したユーザーが戻ってくる可能性も十分に考えられます。
スロットのゲーム性が好きだったけれど、出玉感に不満があった方などは、出玉上限が差枚数2,400枚と変更になることで、また楽しめると感じるかもしれません。
また、スマートパチスロなども登場予定なので、今後のスロット業界にも期待が持てるでしょう。
6号機がオワコンと言われている今だからこそおすすめの台
6号機がオワコンと言われていますが、先ほどご紹介したように規制が少し緩和された6.5号機であれば、スロットユーザーの不満を解消できるかもしれません。
こちらの章では、スロット人気が低迷している今だからこそおすすめの台を、6.5号機を中心にご紹介します。
Sキャッツアイ
メーカー 平和
導入開始日 2022年6月6日
スロットユーザー大注目の6.5号機で登場した「Sキャッツアイ」。
ボーナス+ATタイプで、AT中は1Gあたり0.7枚純増となっています。
また、ボーナス時は技術介入に成功すれば3G~100Gの上乗せも可能です。
Sキャッツアイのボーナス・AT確率
設定 | 通常時ボーナス確率 | AT中ボーナス確率 | AT初当たり確率 |
1 | 1/288.8 | 1/99.9 | 1/234.1 |
2 | 1/283.3 | 1/99.9 | 1/225.3 |
3 | 1/273.4 | 1/99.9 | 1/205.1 |
4 | 1/269.7 | 1/99.9 | 1/198 |
5 | 1/262 | 1/99.9 | 1/182.6 |
6 | 1/246.4 | 1/99.9 | 1/163.8 |
通常時は、CZやボーナス当選を目指して打ち進めます。ボーナス後は必ずATに突入する仕様です。
Sキャッツアイの機械割
設定 | 機械割 |
1 | 102.4% |
2 | 103.1% |
3 | 104.8% |
4 | 105.4% |
5 | 106.6% |
6 | 108.5% |
6号機であるSキャッツアイの機械割は、ボーナス中に技術介入に成功した場合の数値です。
設定1でも100%を超えるので、期待値は非常に高い台と言えます。
ボーナス中の技術介入
Sキャッツアイのボーナス中の技術介入は、ナビ発生時に「中リール中段に青7」をビタ押しします。
ボーナス出現が、ビタ押しでATゲーム数が確かに変わる。
(参照)株式会社平和製品情報「Sキャッシュ・アイ」
ビタ押しに成功すれば、3G~100Gのゲーム数上乗せが確定です。
ビタ押しに失敗しても救済措置として1/3の確立で上乗せが発生するので、ビタ押しが不安な方でも安心です。
また、ビタ押しに失敗した時には、「1コマ早い」など、キャラクターがアドバイスしてくれる演出もあります。
上位AT「SUPER CAT’S TIME」は獲得期待枚数1,500枚!?
6号機のSキャッツアイで勝つためには、上位AT「SUPER CAT’S TIME」に突入させることがポイントとなります。
「ロングフリーズ」「キャッツチャレンジで同色BB成立」「AT突入時」などの契機で突入し、継続率は約80%、獲得期待枚数は1,500枚と大量メダル獲得に期待が持てます。
シリウス
メーカー ヤーマ
導入開始日 2022年6月6日
6号機のシリウスは、「SUPER BINGO」や「鬼浜爆走紅連隊」シリーズでお馴染みの、ベルコ株式会社から発売されました。
1Gあたり純増役4.5枚のAT機で、モードをあげながらシリウスモードを目指します。
ビッグボーナス(AT)は純増約4.5枚&押し順ナビの簡単仕様で約313枚獲得!
(参照)ベルコ株式会社機種情報「シリウス」
シリウスの初当たり確率
設定 | 初当たり確率 | 機械割 |
L | 77.3% | |
1 | 1/328.2 | 97.5% |
2 | 1/308.6 | 99.5% |
3 | 1/294.5 | 101.0% |
4 | 1/276.7 | 103.0% |
6 | 1/252.2 | 106.0% |
6号機のシリウスでは、告知ランプが光ればボーナス(AT)確定のシンプルな仕様です。
ボーナスは2種類あり、ビッグボーナスで約313枚、レギュラーボーナスで約103枚のメダルが獲得できます。
通常時は3種類のモードが存在
6号機のシリウスでは、通常時「通常A」「通常B」「引き戻し」の3種類モードが存在し、滞在しているモードによって、ボーナス確率が変化します。
設定 | 通常A | 通常B | 引き戻し |
1 | 約1/315.6 | 約1/486.4 | 約1/99.9 |
2 | 約1/298.2 | 約1/481.1 | 約1/99.9 |
3 | 約1/290.6 | 約1/477.9 | 約1/99.9 |
4 | 約1/297.2 | 約1/473.7 | 約1/99.9 |
6 | 約1/267.2 | 約1/468.9 | 約1/99.9 |
基本的にはボーナスを契機にモード振り分けが行われます。
ボーナス後約33%でシリウスモードへ
6号機のシリウスは、ボーナス後、約33%で「シリウスモード」へ移行、約1/32のボーナス確率で、継続率は83%以上と大量メダル獲得が期待できます。
シリウスモードの平均獲得枚数は約1,060枚、平均ボーナス回数は約6回です。
SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~絆2
メーカー ミズホ
導入開始日 2020年2月17日
現在ホールに設置されている6号機のエースと言っても過言ではない「バジリスク絆2」。
設置から約2年が経過しても根強い人気を誇っています。
稼働率が高い
6号機のオワコン化している現状でも、バジリスク絆2はどのホールでも稼働率が高い状態です。
お店の看板機種であるため、ホールによっては高設定を使用していることもあります。
特に、バラエティーコーナーに1台設置しているようなホールではなく、大量導入しているホールを狙うのもおすすめです。
設定判別などの情報がわかっている
6号機は、一撃ではなく徐々にメダルを増やしていく勝ち方が一般的です。
そのため、高設定の台を打つことが非常に重要ですが、設定判別の方法など情報を知っておく必要があります。
バジリスク絆2ならば、設定判別などの情報も出揃っていますし、インターネット上などでも簡単に確認できます。
自分で設定を予測しながら立ち回ることも可能です。
パチスロガメラ
メーカー サミー
導入開始日 2021年6月7日
機械割が甘いと言われている6号機のパチスロガメラも、おすすめの台のひとつです。
AT(疑似ボーナス)で出玉を増やすタイプの機種です。
設定1でも機械割が102%
6号機のパチスロガメラの最大の魅力は、技術介入を行えば、設定1でも機械割が100%を超える点です。
設定 | 機械割 |
1 | 102% |
2 | 102.5% |
3 | 103.4% |
4 | 105.6% |
5 | 106.5% |
6 | 107.4% |
技術介入方法は、BIGボーナス中にカットインが発生したら、「中リールに赤7」を狙います。
成功すると、JAC回数の上乗せ確率がアップする「怪獣アイコン」が昇格します。
目押しに失敗した場合は、36.6%の確立で救済措置が受けられるので安心です。
まとめ|6号機がオワコンかどうかは6.5号機次第
以上、スロット業界の現状や、今だからこそ打つべき台をご紹介しました。
6.5号機は有利区間が4,000Gへ変更、最大獲得枚数も2,400枚から差枚数2,400枚へと変更になりました。
規定が変更したことによって、スロット離れしたユーザーが戻り、再びスロット業界が盛り上がる可能性もあるでしょう。
これからのスロット業界と6.5号機に期待したいですね。